地元素材~猿庫の泉~
2010-5-27
皆さんこんにちは 特派員の小室です。
今回は、初夏も近づき冷たいお菓子が恋しくなる季節となってきましたので、
唯七の夏の代表銘菓「寒水(かんすい)」にもつかっております信州飯田の
おいしい水の湧き出る名所、環境庁選定の日本名水百選にも選ばれた
「猿庫の泉」(さるくらの泉)をご案内いたします。
環境省のHP 猿庫の泉のへ>>>
そこは、飯田市北西部、大平街道という古い街道から少し入った
昼なお暗い深い木立に囲まれたところにあります。
JR飯田駅より車で15分程、私どもの会社からも20分くらいで行けます。
<入口の看板>
<ここから階段を登っていきます>
<まだまだ続きます>
<途中に茶室もあります>
<ここが猿庫の泉です>
猿庫の泉は江戸時代、茶道の宗偏不蔵竜渓が茶の湯に適した水を求めて
諸国を訪ね天竜川を遡行してこの名水を探し当てたといわれています。
この付近の山は中央アルプス山系の御影石(花崗岩)質の岩が中心で、
ミネラル分が御影石に吸収されて癖のない喉越しの良い甘みを感じる水が
生まれるようです。
私達の会社ではそのおいしい水を朝汲みに行き、
夏菓子代表銘菓「寒水」の仕込み水として、また、
「御城下金鍔」の小豆の炊き込みに使っています。
この付近の方はもとより、他県からもこの水を汲みに多くの方が訪れるので
タイミングが悪いと大変待たされたりもするほど人気です。
私的にもこの水でコーヒーを入れるとまろやかになり香が引き立つ感じがして
とても気に入っています。
皆さんお茶に味噌汁に、お酒の水割りにと色々楽しまれているみたいですが、
この水を使ったお風呂があったら美人が育つかもしれません。
そんなおいしい水を使った唯七の夏菓子「寒水」をぜひお召し上がりください。
■■■■双松庵唯七の「猿庫の泉」を使用した和菓子■■■■
猿庫の泉の水を使用した水菓子「寒水」。
みずみずしいジェルの食感と爽やかな味が涼を誘います。
小豆を「猿庫の泉」の水で炊きあげたあんこを使用!
こだわりが詰まった栗入り金鍔「御城下金つば」。
双松庵唯七のHPはコチラ>>>
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地元の味 ~松岡屋醸造場~
2010-4-07
皆さんこんにちは。初めまして。
唯七の会社の中では古株のおじさん(お爺さん?)社員の小室と申します。
今後、唯七が自信を持って原料、素材として使っています 地元信州飯田の
加工食品メーカーさんをご紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
第一回は、唯七の五穀くるみ餅などのお菓子に使用しています「醤油」の
メーカー、[味噌、醤油の「松岡屋醸造場」さんをご紹介いたします。
松岡屋醸造場の15代当目当主の木下拓社長にお話を伺いました。
<向って右が木下社長です>
古き城下町飯田の中にあっても特に古く、家業として480年の歴史を持つ松岡屋さんは、
文政元年に味噌、醤油の製造を始めて以来、今風の大量生産に
移行することなく、本来の信州味噌、醤油の醸造法に限りなく近い作り方で
寒仕込みと長期熟成にこだわって製造されてこられたそうです。
「古くからの蔵住みの酵母によって、独自の味と香りが生まれます」
とのことです。(フムフムなるほど)
そんな松岡屋さんの味と姿勢に弊社社長以下製造スタッフ一同惚れ込み、
原料として使わせていただいています。
ちなみに、弊社で使用しています醤油の銘柄は、松岡屋さんの自信作、
[二年仕込み醤油「松錦」]といいます。
<一升瓶詰めの二年仕込み醤油>
これからも「最良の原料と心を込めて手造りで」を基本として昔からの
伝統の味を守っていきたいとおっしゃっておられました。
~松岡屋醸造場の「二年仕込み醤油」を使用した和菓子~
「五穀くるみ餅」
醤油のコクと五穀の香ばしさがぴったりのくるみ餅です。
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投稿者 todaya |コメント (0)