南信州の高級和菓子販売店【双松庵 唯七】

唯七だよりについて

御菓子処双松庵唯七のブログです。楽しいページ、美味しい広場を目指します。皆さまも、楽しいおたより、美味しい情報をどしどしお寄せください。

唯七だより -信州の農園から生まれる、ふるさとのお菓子-

農園の取組みと市田柿の和菓子

2012-1-14

 

blog_staff_nouen.jpg
こんにちは、

年も改まり、あっという間に半月が過ぎました!

皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?

 まだまだ寒い日が続きます。お体にはくれぐれもご留意くださいませ。


さて今回は、今!大人気の「市田柿」!

其の市田柿へのたち戸田屋の取り組みのお話しです。



戸田屋の柿園は市田柿発祥の地、高森町にあります。
20120114kaki_1.jpg 
(寒空の下の柿園と南アルプス)


この地域でも農家の高齢化と後継者不足という大きな悩みを抱え、


干し柿生産農家も担い手が減り続けています。


戸田屋はそのような手が付かない土地を農家から借り受け


現在、2ヘクタールの土地で市田柿を栽培しています。


更に今までに約400本からの苗木を植えました。

他にも栗園で栗等の栽培も行っています。


俗に「桃栗三年柿八年」と申します。収穫できるようになるのは、5年以上先のことです。


地元の素材と伝統を大切に守り続ける戸田屋(双松庵唯七)の取り組みの一つです。


20120114kaki_3.jpg 
(干し柿作り、まさに柿の吊り下がった様は「柿すだれ」)

 

市田柿は渋柿です。(生の市田柿は渋くて食べられません)


農園では10月下旬から収穫を始め、皮を剥き専用のハウスにて柿を干します。

 

寒さも増した12月上旬にようやく白い粉が葺きだし、濃厚な風味の果肉に仕上がります。

 

双松庵唯七では、市田柿の「干し柿」はもとより、

 

和菓子との相性が良いため、市田柿を取り入れた和菓子を数多く取り揃えています。

 

20120114kaki_4.jpg 
双松庵唯七の代表的な創作和菓子「柿寿楽/かきじゅらく」

 

双松庵唯七は、

市田柿の栽培から和菓子の製造・販売までの全てを自ら行うことで

 

お客様に 安心して信頼される和菓子をお届けしたいと考え、

 

市田柿や栗等の栽培に取組んでいるのです。


唯七HPはこちら>>top_bunner.jpg

投稿者:todaya

【コメント】

唯七だよりTOPへ