写真撮影
2010-5-28
唯七では現在、お中元・夏ギフトのDMに向けて準備の真っ最中です!!
本日はDMに掲載する商品の撮影しています。
<このようなセットを組んで撮影しております>
人間の第一印象は80%が見た目で決まるといわれていますが
和菓子だって同じだと思います。
どんなに美味しい和菓子でも
ビジュアルが悪いと、なかなか良さが伝わりません・・・
唯七では商品写真のほとんどをスタッフ自身で撮影しています。
当然プロではないので、専門的な知識も十分ではないし
カメラや設備も一流のものとはいえません。
どのようにしたら美味しそうに撮れるか
質感や香りのイメージが伝わるか
毎回四苦八苦・悪戦苦闘の繰り返しです。
<スプーンを持つのは人間の手(笑)>
<撮った写真はパソコンにてチェック。修正点を相談しながら次のカットを決めます>
けれども
唯七の和菓子の美味しさ・良さは
私どもスタッフが一番分かっています!
「唯七の和菓子を伝えたい!!」
という熱い想いをエネルギーに変えて
これから頑張って精進していきたいと思います。
今回撮した写真は6月発送のDMに掲載されますので
どんな写真になっているかお楽しみに!
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地元素材~猿庫の泉~
2010-5-27
皆さんこんにちは 特派員の小室です。
今回は、初夏も近づき冷たいお菓子が恋しくなる季節となってきましたので、
唯七の夏の代表銘菓「寒水(かんすい)」にもつかっております信州飯田の
おいしい水の湧き出る名所、環境庁選定の日本名水百選にも選ばれた
「猿庫の泉」(さるくらの泉)をご案内いたします。
環境省のHP 猿庫の泉のへ>>>
そこは、飯田市北西部、大平街道という古い街道から少し入った
昼なお暗い深い木立に囲まれたところにあります。
JR飯田駅より車で15分程、私どもの会社からも20分くらいで行けます。
<入口の看板>
<ここから階段を登っていきます>
<まだまだ続きます>
<途中に茶室もあります>
<ここが猿庫の泉です>
猿庫の泉は江戸時代、茶道の宗偏不蔵竜渓が茶の湯に適した水を求めて
諸国を訪ね天竜川を遡行してこの名水を探し当てたといわれています。
この付近の山は中央アルプス山系の御影石(花崗岩)質の岩が中心で、
ミネラル分が御影石に吸収されて癖のない喉越しの良い甘みを感じる水が
生まれるようです。
私達の会社ではそのおいしい水を朝汲みに行き、
夏菓子代表銘菓「寒水」の仕込み水として、また、
「御城下金鍔」の小豆の炊き込みに使っています。
この付近の方はもとより、他県からもこの水を汲みに多くの方が訪れるので
タイミングが悪いと大変待たされたりもするほど人気です。
私的にもこの水でコーヒーを入れるとまろやかになり香が引き立つ感じがして
とても気に入っています。
皆さんお茶に味噌汁に、お酒の水割りにと色々楽しまれているみたいですが、
この水を使ったお風呂があったら美人が育つかもしれません。
そんなおいしい水を使った唯七の夏菓子「寒水」をぜひお召し上がりください。
■■■■双松庵唯七の「猿庫の泉」を使用した和菓子■■■■
猿庫の泉の水を使用した水菓子「寒水」。
みずみずしいジェルの食感と爽やかな味が涼を誘います。
小豆を「猿庫の泉」の水で炊きあげたあんこを使用!
こだわりが詰まった栗入り金鍔「御城下金つば」。
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農園だより~ヨモギの収穫~
2010-5-25
こんにちは◇農園部のミヤサカです。
農園部ではヨモギの収穫を行いました!
実は農園ではヨモギの栽培・加工も行っているのです♪
小雨がパラつく天気でしたが、
かえって涼しく作業ができました。
<収穫の様子>
<このくらいの高さで刈り取ります>
ヨモギは収穫した後に草の先端を短く刈り込み、
一ヵ月後に二回目、そのまた後に三回目...と
何回か収穫を行っていきますが、
収穫一回目の今回は、80kgのヨモギが採れました!
収穫したヨモギはその日のうちに水洗いします。
<すぐに水あらい>
その後、食塩、重曹と一緒に大きな釜で15~20kgくらいずつ茹でます。
<大釜でぐつぐつ>
粗熱を冷ましたら、フードプロセッサーでミンチ状に加工。
袋詰めしたら完成です!
茹で汁が作業着を緑色に染めたり
加工所の中が翌日までヨモギの香りに占領されたり(これは悪くもない?)と、
いろいろありましたが...
キレイな色合いのミンチが出来上がったのでよかったです☆
唯七でもこのヨモギを使った和菓子を開発予定!
お楽しみに!!
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製造秘話 ~柿寿楽~
2010-5-21
こんにちは!製造部のミウラです。
今回は、南信州特産の市田柿を使ったお菓子「柿寿楽」の
製造の様子をご紹介したいと思います。
柿寿楽は、市田柿に柚子のきいた栗きんとん餡を詰めたお菓子です。
まず、自社農園・契約農家で収穫された市田柿を開いて種を取ります。
<加工前の市田柿 最初はこんなシワシワの状態です>
膨大な量を手作業で行うので、なかなか根気のいる作業です...!
これに栗きんとん餡を詰めて形を整えます。
<餡詰めの様子>
<栗きんとん餡が詰まってぽんぽんになりました!>
次は羊羹でコーティングを行います。
炊きたての羊羹に柿のへたギリギリまでくぐらせる為には、慣れと技術が必要です。
炊きたてなだけあって、手袋ごしでもかなり熱い!
たぶん、私がやると熱さで柿を羊羹の中に落っことしてしまうでしょう...。
1回の羊羹がけで、2000個~2500個程度の柿寿楽を作ります。
時間が経つとだんだん羊羹が冷めて固まってしまうので、急ぎの作業です。
羊羹が乾かないうちに、ゆべし種を付けていきます。
<粉つけの様子 この作業も時間との勝負!>
その後一晩乾燥させ、翌日に個包装して完成です。
<柿寿楽完成>
市田柿の収穫期や湿度の関係から、柿寿楽の製造は冬季に集中して行います。
梅雨に入るこれからの時期は湿度が高くなり、一晩かけても十分に乾燥しないためです。
四季折々の南信州の素材をふんだんに使う唯七のお菓子、
それぞれ製造に適した時期があるのです♪
それではまた次回お会いしましょう!
■■■双松庵唯七の柿寿楽■■■
信州特産「市田柿」の中に栗きんとん餡がたっぷり!唯七のNO1人気の和菓子です!
詳細はコチラです>>>
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原料豆知識~米粉編~
2010-5-18
こんにちは、原料部門のモモザワです。
今日は和菓子に使われる粉についてお話します。
和菓子の粉は種類が多く、なかなか覚えることが出来ませんが、皆様は何種類ぐらいご存知ですか?
今回は米粉の種類と用途を紹介します。
米粉はうるち米ともち米から作られます。
■うるち米を製粉したもの
・新粉(少し粗い物は「並新粉」)・・・団子、すあま、餅菓子など
・上新粉・・・柏餅、草餅、団子、外郎など
・上用粉(薯蕷粉)・・・高級和菓子、上用(薯蕷)饅頭など
<上用粉を使った和菓子 唯七の『信州そばまんじゅう』>
■もち米を製粉したもの
・道明寺粉・・・おはぎ、桜餅など
・白玉粉(寒ざらし粉)・・・白玉団子、求肥、外郎など
・餅粉(求肥粉)・・・求肥など
・上南粉・・・おこし、ゆべし餅など
・寒梅粉(みじん粉)・・・落雁、豆菓子など
<みじん粉を使った和菓子 唯七の栗入り落雁 『献上落雁』>
他にもたくさんの種類の粉から和菓子は作られています。
製法や地域によって呼び名が違うものもあってややこしいですが勉強するのも面白いですね。
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おいしいお茶の飲み方
2010-5-14
新緑が美しい時期になりました!
5月といえば茶摘みのシーズンですよね。
信州最南端の天竜村でも茶摘みが行われています。
そこで今号は「おいしいお茶の淹れ方」を紹介いたします。
①茶碗に8分目までお湯を注ぎます。
②きゅうすに茶葉を入れます。
1人分は2gで少人数のときは少し多めに入れると良いそうです。
③茶椀のお湯が少し冷めたらきゅうすにうつします。
浸す時間は30秒~60℃秒
長すぎると当然苦くなってしまいますし、2煎めの味が落ちてしまいます。
④何回かに分けて茶碗にまわし注ぎます。
茶椀に6分目の量が理想です。
美味しいお茶の温度は70℃~80℃(玉露や高級煎茶は50℃~60℃)
沸かしたお湯はもっと高温ですが、茶碗や急須に移すことで冷ましていくんですね。
お湯は一回うつすごとに10℃下がると言われています。
最初100℃のお湯も3回うつすことによって丁度よくなるんです。
ちなみに
お茶を入れ終わったらきゅうすの蓋をとっておいた方が良いそうです。
そのままにしておくと茶葉が蒸れて2煎めがおいしくなくなってしまいます。
2煎めはお湯の温度を少し高めにし、浸出時間を30秒くらいにすると
おいしくいただけます♪
お茶には殺菌・抗菌作用、糖尿病予防、動脈硬化予防、美肌効果など
様々な効能があるといわれ、体にも良い飲みものです!
おいしいお茶には美味しい和菓子がぴったり!
お茶と一緒に唯七の和菓子もいかがですか☆
■■■唯七のおススメ和菓子■■■
☆お茶との相性は抜群!「御城下金つば」
☆旬のブルーベリーを使ったきんぎょくゼリー「氷すい(ひすい)」
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農園だより~桜茶の製造開始 ☆ 桜の花を収穫~
2010-5-11
農園部では4月末から5月あたまにかけて
桜の花を収穫しました!
この桜は『関山』(かんざん)という種類の八重桜で、
塩漬けにして桜茶になります♪
<さくら茶>
花が咲ききってしまうと
花びらが取れやすくなってしまうので、
完全に開く前に収穫します。
漬け込みの様子ですが...
大きな桶に300kgの桜を入れて、梅酢と塩で漬け込みます。
①まず桶に桜を投入
②梅酢を投入
③塩を投入
この作業を何回か繰り返します。
そのうち桶がいっぱいになってきますが
桶から溢れる分はとにかく押し込む!
山盛りになっても
ぐいぐい押し込みます。
<最終的にはこんな山盛りに・・・>
<押し込む押し込む!>
一番上は塩で蓋をするようにして押し込んで、
300kgはなんとか収まりました。
本当に入るのかしらと
途中から少し疑っていました...すみません...。
<ちゃんと桶に収まりました!>
その後、機械で桶の上下をひっくり返して
全体をなじませること10分間。
少し桜がしんなりとしてきました。
<少ししんなりとしてきた桜花>
このあとは重石をして、漬け込みに入ります。
美味しくキレイな色に漬かってほしいものです♪
■■■双松庵唯七の桜茶■■■
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原料豆知識~小豆編~
2010-5-06
原材料販売部門のカワラです。
皆様は大型連休をいかがお過ごしになりましたか?
自分は,人混みを避け遠出もせず、地元を中心に2日間足湯巡りを堪能して参りました。
さて今回は豆のお話、中でもお菓子作りに欠かせない「小豆」についてです。
アズキと一般的には呼ばれていますが、名前の由来(語源)は
「ア」が昔から赤い色を指していて、
「ツキ」「ヅキ」が溶けると言う意味があって、
赤くて他の豆よりも早く柔らかくなることからアズキと呼ぶようになった
と言う説があります。
種類は、赤小豆と白小豆に大別され、
私達がよく目にし、食している一般的なのは赤小豆になります。
豆の大きさの違いで、大納言・中納言・小納言に分けられ、
大納言は高級和菓子に、中納言・小納言は、赤飯や小豆粥、餡子に一般的に使われています。
<丹波大納言小豆を使用したようかん>
大納言の中でも、丹波大納言が超有名ですが、
実は、日本全国で見る小豆の生産量では、
北海道が主産地(栽培面積は60%強・全生産量の75%)で、
次いで福島・岩手などの東北地方が多いそうです。
<北海道十勝産の小豆>
素材にこだわる唯七では小豆は厳選された国産のもののみ使用していますが、
小豆は世界的にも生産されています。
一番の中心は東アジア、
近年ではアルゼンチンやコンゴなどでも日本への輸出を主目的に栽培されています。
また、小豆の国内消費量は年間10万トン前後(2005年10月、農林水産省)ですが、
毎年その半数の4~5万トンを輸入に頼らざるを得ない現状にあります。
栄養面では、小豆に多く含まれるビタミンB1・B2は、ビタミンB複合体と呼ばれ、
体内で糖質(デンプン)や脂肪を分解してカロリーに換えるのに不可欠な栄養素です。
これが不足するとどうなるか・・・・
現代の若者層の間で静かに広がっている「コンビニエンス病」をご存知でしょうか?
インスタント食品や清涼飲料水を好んで摂る食生活をしているとビタミンB1が欠乏し、
「脚気」になりやすくなります。
江戸時代には多くの人が脚気で亡くなったそうで、そこまで至らないとしても、
いつも落着きがなくイライラしたり、体がだるく、すぐに眠くなったりなど、無気力の症状を呈します。
そんな症状の予防に小豆はうってつけ!!小豆は元気の素なのです!!
小豆をふんだんに使用し、更に国内産の原料にこだわった唯七のお菓子を、是非ご賞味ください!!
■■■双松庵唯七の小豆を使った和菓子たち■■■
十勝産の上質な小豆を使用!
ほっくりとした栗入りの手焼き金つば「御城下金鍔」
大人気!有名な丹波大納言小豆を使用した
一度食べたらくせになるおいし~いどら焼き「双松の月」
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南信州だより~新緑の季節の訪れ~
2010-5-01
はじめまして 伊藤と申します。
南信州の四季や自然の紹介を担当します。
伊那谷は新緑の美しい季節を迎えはじめています。
南信州飯田の妙琴公園ではツツジの花がチラホラ咲き始めました!
バーベキューを楽しむ家族連れもいて、
春の行楽シーズンの訪れを感じます。
<鯉のぼりも上がっていました>
所変わって園原では花桃が満開となっております。
花桃とは実桃と違い、鑑賞用に品種改良された桃です。
八重桜のような大きな花で、1本の木に桃色、紅色、白など
何種類かの色の花が咲くのが特徴です。
この時期は大型バスが何台も通り大勢の観光客でにぎわっています。
伊那谷は空気がおいしく自然が多い田舎(笑)なので
とっても癒されますよ。
ぜひいらしてみてくださいね!
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