南信州の高級和菓子販売店【双松庵 唯七】

唯七だよりについて

御菓子処双松庵唯七のブログです。楽しいページ、美味しい広場を目指します。皆さまも、楽しいおたより、美味しい情報をどしどしお寄せください。

唯七だより -信州の農園から生まれる、ふるさとのお菓子-

涼風に期間限定のリンゴ味が仲間入り!

2010-4-30

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明日より5月!本日よりゴールデンウィークに入った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

4月は寒くあまり春を感じられない気候が多かったですが
これから暖かくなっていってくれると嬉しいですね!


さて、今号は唯七の夏の大人気商品『涼風(りょうふう)』をご紹介いたします☆
涼風イメージ
<ぷるぷるの葛餅食感が特徴の涼風>

金つば、市田柿あん、栗きんとんの3種類の味がありましたが、
この度期間限定でりんご味が発売されました!

限定りんご味
<涼風りんご味>

りんご味の特徴は程好い酸味の爽やかな味わいです。
使用しているリンゴは信州産の「紅玉」という品種。
「紅玉」は酸味が強く生食用としてはあまり好まれない反面、
お菓子の材料には最適な品種です!
アップルパイなどは「紅玉」を使ったものがほとんどではないでしょうか?

そんな菓子作りに最適な紅玉を使用し、
餡の風味を損なわず、りんごを感じられるそんな和菓子に仕上げました☆

実はこの商品、母の日専用の商品にしか入っていないのですが、
もちろん母の日の贈り物ではなくてもご注文いただけます!

通常よりお得な価格となっていますので
「りんご味を味見してみたい~」
という方もぜひお召し上がりください☆

※涼風りんご味のみの販売は現在承っておりません。
恐れ入りますが、ご購入をご希望の方はりんご味と金つばの詰合せ「母の日限定プレミアムセット
をご注文くださいますようお願いいたします。

母の日限定プレミアムセットの詳細はこちら>>>
母の日限定セット




■■■大人気商品「涼風(りょうふう)」■■■
ぷるぷるの食感がたまらない冷んやり和スイーツ。3種の味が楽しめます!
涼風イメージ2

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唯七よりお知らせです

2010-4-28

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唯七ゴールデンウィーク休業のお知らせです

こんにちは。受注担当の酒井です。
いよいよゴールデンウィークも間近、みなさんはどのように計画されていますか?

今年は4月30日を休暇にすると7日間も連続休暇となるということ。
旅行に出かける方が去年より増えそうですね。

あるアンケートによると、ゴールデンウィークの過ごし方で最も多いのは
「自宅でのんびり」 だそうで。
ちょっと意外でした。

でもそんなゴールデンウィークくらい 少し贅沢に唯七のお菓子を・・・なんて
優雅でステキじゃないですか?


4月カレンダー
5月カレンダー紫色・・・休業日(出荷がありません)

唯七休日カレンダーはこちらから>>


5月2日~5月5日の間にご注文頂いた商品は、全て5月7日以降の出荷となります。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、どうぞ早めのお申し込みをお願いします。

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農園だより~柿と栗の春作業~

2010-4-27

信州産素材と農園

こんにちは☆農園部のミヤサカです。
農園では春の農作業が行われています。

2月から4月まで、柿と栗の剪定を行いました。

+++++柿の幼木剪定の様子+++++
柿の剪定1
<剪定前>
 ↓
柿の剪定2
<剪定後 たくさん枝が切られ、なんだかスッキリ>

++++栗成木剪定の様子++++
栗の100年木

栗の100年木2


柿と栗で剪定のやり方が違い、
幼木と成木でまた剪定のやり方が違うので、

これが残す枝だな...
これは切ってはまずい枝だったか...?

などと、慣れないうちは試行錯誤の作業です。

さらに、
今年から新しく作り始める畑に柿の苗を植えました。

柿の植樹

桃栗3年...ではないですが
収穫できるようになるのはまだ先のこと。
元気に育ってもらいたいものです!


■■■唯七の市田柿を使った和菓子■■■

手造り市田柿アイス

手造りアイスイメージ
あっさりとしたアイスに市田柿の果肉がたっぷり!
素材を活かしたフレッシュなアイスです☆



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唯七よりお知らせです

2010-4-23

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唯七の「母の日限定プレミアムセット」 好評承り中です


こんにちは。受注担当の酒井です。

暑かったり、寒かったり、体調を崩していませんか?

先日スーパーマーケットでキャベツが高くてびっくりしました。
全体的に野菜が高騰中。

モヤシを混ぜてカサを増し、なんとかボリュームを保つ必殺技。
主婦はみんなが知らないところで、何かと頑張っているんです!!

そんなお母さんのために

もうすぐゴールデンウィークだ!! 
なんて浮かれ気分もいいけれど

今年こそは慌てずに、準備をしましょうね。

母の日限定プレミアムセット

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製造秘話~涼風(りょうふう)~

2010-4-23

和菓子造り


はじめまして!製造部のミウラです。
唯七のお菓子ができるまでの様子などをお伝えしていければと思いますので、よろしくお願いします。


唯七では先月からも夏菓子の製造が始まっています。
今号は唯七の夏菓子『涼風(りょうふう)』製造の様子をご紹介します。

涼風イメージ
<葛餅食感の冷菓・涼風>

涼風は現在『栗きんとん』『ころ柿』『きんつば』の3種の味があります。

今回は主に、きんつばの製造工程を見ていきます。


まず下準備...
きんつば餡を筒状の型に流し込み、冷やして固めます。
涼風金鍔の製造
<きんつば餡>

炊きあがった葛餅風ゼリーを、カップに流し込んでいきます。
涼風金鍔製造2
<流し込み作業>

そこにきんつば餡が入りました!
涼風金鍔3

さらに
小豆を3つずつ乗せて、またゼリーを流し込みます。
細かい作業なので、これが結構大変なんです...!

涼風金鍔4
<小豆が入りました>

ゼリーが冷めて固まってしまう前に一連の作業を終わらせなければいけないので、
炊き上がったら時間との勝負!
チームワークも重要です!


荒熱が取れたら、包装して完成です。
涼風金鍔完成
<可愛らしく包装され、完成です>




後日、涼風(ころ柿)も作りました。
涼風ころ柿
<ころ柿は中が市田柿餡です>

柿の色がキレイに出ていて、つい眺めてしまいます。

涼風はひとつひとつに小鈴がついているため、
包装している間もちりんちりんと涼しげな音が鳴り響きます。

製造部から涼風の鈴の音が聞こえるようになれば、夏も近い...??


涼風の詳細はこちら>>>
涼風3種イメージ


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原料豆知識~砂糖~

2010-4-20

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はじめまして、原料販売部門のモモザワです。
今回は和菓子には欠かせない砂糖についてのあれこれをご紹介します。


まず砂糖を原料で分けると、
①甘蔗(さとうきび)から取れる「甘蔗糖(かんしょとう)」
さとうきび
<さとうきび>

②てん菜(ビート、砂糖大根)から取れる「てん菜糖」
てん菜1てん菜2
<てん菜>

があります。
これらは精製して不純物を取り除くと同じ砂糖になります。
ちなみにてん菜は砂糖大根とも呼ばれ、
大根のような形をしていますがほうれん草の仲間だそうです。


次に砂糖の種類です。
砂糖には「含蜜糖(がんみつとう)」「分蜜糖(ぶんみつとう)」があります。
甘蔗から搾った汁をそのまま煮詰めて作ったものは「含蜜糖」と呼ばれ、
黒砂糖(黒糖)などがこれに含まれます。
黒砂糖
<黒砂糖>

一般に消費されているのは「分蜜糖」。
大きく分けると「双目糖(ざらめとう)」「車糖(くるまとう)」があります。

双目糖は結晶が大きく、ザラザラした感じの砂糖です。
最も上質なものは「白双(しろざら)」、薄い茶褐色で糖度が低いものは「中双(ちゅうざら)」です。
皆様がよく耳にすると思われる「グラニュ糖」も双目糖に含まれます。
白双

車糖は結晶が細かく、しっとりしていて、純度によって
「上白(じょうはく)」「中白(ちゅうはく)」「三温(さんおん)」があります。
上白は純白で純度が高く、三温は純度が低く褐色です。
上白、三温糖


このように砂糖もなかなか奥が深いんですね。
私ももっともっと勉強します。

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南信州だより~大鹿村の桜祭り~

2010-4-19

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こんにちは
毎度のお祭り人間、林です。

今日紹介するのは4/17にありました『大鹿村の桜祭り』です!

信州下伊那地域の人でも
「ちょっと離れているから...」
と行ったことが無い人も多いかも知れませんね。
確かに...曲がりくねった道を走り続けていると、
車酔いに弱い人には少しきついかも知れません。

でも、でも!
走りぬけた道の先に広がる桜にそんなのぜ~んぶ、
ふっ飛んでしまいます!

一面の桜、桜、桜。
公園の桜1


公園の桜2


広がる山々を背景に眺めは圧巻です。
大鹿村の風景
<雄大な自然>


個人的には花見スポットの穴場だと思います。
着いたのは正午ですが、広場一面に桜の木があるので、
人が大勢いても場所取りに苦労しないです。
当日は村民の方が出している五平餅やたこ焼きなどの屋台が出ているので、
レジャーシート一枚あればお花見が楽しめますよ。
公園の桜3
<広々としていて余裕のスペースです>

公園の桜4
<屋台が出ているのでおいしい食事もとれちゃいます♪>


行ってみようかなっと考えた方に一つ情報です。
大鹿村は四方が山に囲まれているため日が落ちるのがびっくりするくらい早い。
気候もかなり涼しいので、防寒具を持って行くことをおススメします。

穏やかな良い季節です。是非お花見を楽しんでください。



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ゼリー『涼果』にブルーベリー味が新登場!!

2010-4-16

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もう4月も半ば過ぎだというのに、真冬並みの寒さ!
唯七がある南信州ではまだストーブが大活躍です。
春の暖かさは一体いつ来るのやら・・・


さて、春の暖かさにはもうちょっとといったところですが、
唯七では夏菓子の販売が始まっています!
アイスにゼリーに水菓子と爽やかな和菓子がたくさん。

その中で、
ゼリー『涼果(りょうか)』に新しい味が仲間入りしました!
涼果ブルーベリーイメージ
<涼果ブルーベリー味>

名水100選「猿庫の泉」の水に爽やかな酸味のブルーベリー果汁をいれ、
ゼリーにしました!
さらに、中には信州産の大粒ブルーベリーがたっぷり!!
お好みで餡ソースをかけていただく、フレッシュなゼリーです。
ぜひご賞味ください♪

※涼果「市田柿」の販売は終了させていただきました。


素材たっぷりゼリー涼果の詳細はこちら>>>
涼果イメージ




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南信州だより~桃と梨の開花~

2010-4-13

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 こんにちは◇農園部のミヤサカです。

 唯七農園のある南信州高森町周辺では
 桃の花が開花しました!

桃の花
<可愛らしいピンク色です>

 まだ満開にはなりませんが、
 晴れの暖かい日が続いてくれれば
 数日で桃畑がピンク色に染まりそうです。



 桃畑では「摘蕾(てきらい)」という
 花のつぼみを摘む作業をしていました。
花摘み作業

 
花摘み作業2

たくさん咲かせすぎて
 開花に木のエネルギーを取られすぎないように、
 適度につぼみを摘むのだそうです。 
 花をのんきに眺めているわたしの横で
 ブチブチブチッ...と勢い良く
 つぼみが飛ばされていきました。


 また、梨の花も開花しはじめました!
梨の花1


梨の花2
<梨は白い花を咲かせます>

 こちらもまだチラホラとしか咲いていませんが、
 桃と同じく、暖かい日が続けば
 ビッシリ咲く日が遠くないように思います♪
 ワクワク。

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矢澤園芸通信~矢澤園芸さんの紹介~

2010-4-12

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双松庵唯七と、果樹農園のコラボが始まります・・・

スタッフの皆さん
<矢澤園芸の方々です>

南信州の松川町に位置する矢澤園芸さんでは、毎年豊富な果実が実を付けます。
7月の桃(あかつき)にはじまり、ル・レクチェ、ラ・フランス、南水、りんご・・など、
りんごが5種類、日本梨が4種類、西洋梨2種類、桃が1種類の果実が
そのシーズンごとに収穫されます。

農園より南アルプスを望む
<今の季節はまだこのような状態。これからだんだん華やかな果樹園になっていきます>


「少しでも多くのかたに、南信州の果実の美味しさを伝えたい・・・」


農家の方達の想いが伝わってくるような、大切に育てられた果実達。


唯七では、そんなこだわりの果実や、果実を使った和洋菓子を
シーズンごとに、お客様にお届けしたいと思っています。
果実の品質、素材の活かし方には確かな自信があります!
収穫のシーズンまでもうしばらくおまちくださいませ・・・。

季節の恵みをお楽しみに・・・。

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製造の秘密~氷すい編~

2010-4-09

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初めまして
唯七で、菓子製造と商品開発を担当している、MASAKIです。
製造のプロの立場、視線から書き込みしますので、よろしくお願いします。

唯七には、「氷すい(ひすい)」という名前のお菓子がありますが
氷すいイメージ

<唯七の氷すい>

これは一般的には、つや干し錦玉(きんぎょく)、干し琥珀(こはく)と言われるもので
乾燥によって、周囲が糖化している(砂糖が再結晶している)のが特徴です。
花や葉の型で抜かれた製品が、多いんじゃないかな?

「氷すい」は、氷のような宝石のような独特な形をしています。
その形の秘密を、特別に教えちゃいますね!


煮詰めた錦玉液を、羊かん舟に流して固めます。
きんぎょく


さて、翌日どうやって「氷すい」の形にすると思いますか?


実は、使用する道具はこれなんです。
どらさじ1


どらさじ2


きんぎょくとどらさじ


これは、どらさじ(丸さじ)と呼ばれるもので
本来はどら焼きの生地を流すための道具なのです。

このどらさじを使って、「氷すい」の形に切り出しているんですよ。
きんぎょくのカット
<切り出しの様子>

金網に並べて乾燥すること一週間位で、ほど良い糖化具合になって
やっと製品になります。
乾燥
<乾燥の様子>



手間ひまかかってるんです(しみじみ・・・)


もちろん、味も自慢の「氷すい」(梅みつ・ブルーベリー味)
MASAKIのおすすめは、梅みつ味です。



氷すいの詳細はコチラ>>>
氷すいイメージ2


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南信州だより~麻績神社の桜祭り~

2010-4-08

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こんにちは!お祭り人間の林です。

4月4日に麻績神社のお祭りに行ってきました。
獅子舞が出るということでかなり広い範囲に交通規制が出ていたので、
少しはなれたところに車を置いて歩いて行くことに。

薄着だったけれど春の日差しが気持ちよく、
高い位置にある神社から隣の元善光寺からか、和太鼓が響きます。
にぎわう人の向かう流れに乗って歩いていくと、
遠めにも巨大な一本桜が目にとまりました。

麻績の桜1
<麻績神社の舞台桜>

『舞台桜』と名のつくその桜の傍らには文字通り古い舞台があり、
樹齢400年といわれる貫禄と、垂れ桜特有の哀愁に、
言葉も忘れて見ほれました。
麻績の桜2


出展のテントなどは少し離れた場所にあり、桜の雰囲気を大事にしているんだなぁと思いました。

そうそう、
麻績神社の隣にある『竹田扇之助記念国際糸繰り人形館』も見てきました。
残念ながら、人形は撮影禁止だったので写真がないのですが、
活き活きとした、人間や動物の人形、舞台裏、など今度改めて今度書きたいと思います。

操り人形館
<制作の様子は撮影させてもらえました♪>


竹田扇之助記念国際糸繰り人形館HPはこちら>>>


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神社を出ると、道をふさいでいるトラックの両脇からいきなり

『ぅわぁぁあ~!!』

と子供達が叫びながら駆け出してきました。

何事!!と見ていると、
その後ろから追いかける赤天狗が『うぉぉおお!!』

思わず笑ってしまいました。
見覚えのある天狗は、『お練りまつり』にも参加の『麻績神社獅子舞』の天狗。

この獅子舞の特徴、小学生の子が演じる梅王・松王・桜丸。
獅子舞1
<可愛くて格好いいです♪>


撮影していたときでした。
『うをぉぉお!!』
突然横で声を上げた緑の烏天狗に

『ひわぁぁぁあ!!』

うう...不覚にも変な声上げて飛び上がってしまいまわりの人に笑われました・・・。
からす天狗
<烏天狗>

おのれ、烏天狗、子供だけじゃないのか...
獅子舞の写真撮影しばしば邪魔する天狗。

記事を書きながら思い出し笑いしてしまいました。
それでは今日はこの辺で。




桜満開!!花やかな桜の和菓子はいかがですか?
双松庵唯七の桜饅頭と桜茶のセットはコチラから>>>
桜じょうよ饅頭セット




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地元の味 ~松岡屋醸造場~

2010-4-07

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皆さんこんにちは。初めまして。
唯七の会社の中では古株のおじさん(お爺さん?)社員の小室と申します。
今後、唯七が自信を持って原料、素材として使っています 地元信州飯田の
加工食品メーカーさんをご紹介していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


第一回は、唯七の五穀くるみ餅などのお菓子に使用しています「醤油」の
メーカー、[味噌、醤油の「松岡屋醸造場」さんをご紹介いたします。


松岡屋醸造場の15代当目当主の木下拓社長にお話を伺いました。
松岡屋醸造1
<向って右が木下社長です>

古き城下町飯田の中にあっても特に古く、家業として480年の歴史を持つ松岡屋さんは、
文政元年に味噌、醤油の製造を始めて以来、今風の大量生産に
移行することなく、本来の信州味噌、醤油の醸造法に限りなく近い作り方で
寒仕込みと長期熟成にこだわって製造されてこられたそうです。
松岡屋醸造2


松岡屋醸造3


「古くからの蔵住みの酵母によって、独自の味と香りが生まれます」
とのことです。(フムフムなるほど)


そんな松岡屋さんの味と姿勢に弊社社長以下製造スタッフ一同惚れ込み、
原料として使わせていただいています。
ちなみに、弊社で使用しています醤油の銘柄は、松岡屋さんの自信作、
[二年仕込み醤油「松錦」]といいます。
16.jpg
<一升瓶詰めの二年仕込み醤油>


これからも「最良の原料と心を込めて手造りで」を基本として昔からの
伝統の味を守っていきたいとおっしゃっておられました。


~松岡屋醸造場の「二年仕込み醤油」を使用した和菓子~
「五穀くるみ餅」
五穀くるみ餅イメージ

醤油のコクと五穀の香ばしさがぴったりのくるみ餅です。

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原料豆知識 ~あんの巻~

2010-4-06

はじめまして、戸田屋の製菓原材料販売担当のカワラです。
私は、お菓子の原材料(砂糖や小麦粉など)を地元の菓子製造業者に販売しています。
 
和菓子の通販専門店、双松庵唯七を影から支える我々も、
この4月からブログ「唯七だより」に初参加です。

原材料の豆知識を提供する使命を与えられた訳ですが、さて自分に何が書けるか・・・
まだまだ勉強中の身ですので、背伸びせず、分かる範囲で書こうと思います。

私が、ほぼ毎週の様に足を運ぶのが製餡工場です。
この製餡工場では、地元の和菓子屋さんや地場産業である半生菓子製造メーカーに餡(あん)を供給しています。

入社前は、餡子が小豆から出来ているって事くらいしか知らず、お菓子も食べる専門だった私ですが
こちらへ通うようになって色々と勉強させてもらいました。
 
まず、餡(あん)の元になる「生餡(なまあん)」と呼ばれる物が存在することに、
軽くカルチャーショックを受けました。
白餡赤餡
<白生餡と赤生餡。この状態ではまだ甘味はありません>

製造工程については、企業秘密的な要素満載ですので、
いつの日かお伝えできればとおもいます 

この生餡に、砂糖・水飴等を加え炊き上げた物を、
我々は「加糖餡」と呼んでいます。
大がま
<大釜で炊かれた餡>


餡と言えば、あんぱん・最中菓子等に入っている赤い餡子をみなさん想像されるかと思いますが
ここ飯田地方では、この白餡の製造が盛んにおこなわれていて、様々なお菓子に使用されています。

白餡と卵黄を使用した餡のお菓子で双松庵唯七には、「ゆずの雫(桃山)」等があります。
ゆずの雫イメージ
「ゆずの雫」の詳細はコチラ>>>


これの試食(つまみ食い)のせいか、入社当時より体重が5kgほど増えてしまった私です(笑)



~双松庵唯七の餡を使った和菓子の数々~

御城下金鍔
北海道産の上質な小豆を、名水100選に選ばれた「猿庫の泉」の水で炊き上げた
自社製の餡を使い、栗をたっぷり入れた栗金つばです。
御城下金鍔イメージ


みすずかる
白餡に香ばしいくるみを混ぜ込んだ餡を、しっとり柔らかな生地で
つつんだ胡桃まんじゅうです。
みすずかるイメージ

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ひな祭り

2010-4-05

明かりを、つけましょ、ぼんぼりに~♪

ひな人形1
そうです!ひな祭り。
え?もう過ぎましたか?
いえいえ、実はこの辺りでは一月遅れの4月3日。
すずしい地方では旧暦に行事を行うところが結構あるらしいですよ

今年は3月の10日~
お隣の阿智村から飯田までをひな祭り街道が通っています。

旧街道沿いの家がそれぞれに、
家にある雛人形を外から見える所に飾って、道行く人に見てもらおう。

というこの行事、三年前から始まって、現在参加の世帯は80を超えているそうですよ。

オリジナルの『こまんば雛』や、いくつもの物語の一場面を写し取ったもの、2000体のつるし雛などなど、
女の子(という年でもないですが...(~_~;))にはもちろん楽しかったですし、
男性の方にも一度は見ていただきたい趣があります。

ひな人形2
<こまんば雛>

ひな人形3
<物語の雛>

ひな人形4
<つるし雛>


情緒あふれる行事に心にも『ぼんぼり』が灯ったような穏やかな気持ちになりました。


下の写真の雛人形は70番の人形です(色々な場所に『番号付きマップ』が置いてありました)
ひな人形5
手にしているのは唯七の『梅じょうよ饅頭』です。(※注、普通のお饅頭サイズですよ)


今年は4月4日で終わりですが、来年も行うそうなので、
お天気の良い日は是非足を伸ばしてみて下さい。

唯七の『梅じょうよ饅頭』が入ったセットはコチラ>>>
華やぎの里イメージ


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リニューアル☆みすずかる

2010-4-02

くるみ饅頭『みすずかる』がリニューアルいたしました!!

リニューアルみすずかる1


新しくなった『みすずかる』はくるみの配合率が増加!
よりおいしく、より胡桃の風味を味わえるように、
餡の中に刻んだ胡桃を入れました!
リニューアルみすずかる2


ですが!
『みすずかる』の美味しさは胡桃だけにあらずです・・・
隠れた主役は実は生地なのです!

信州のそば粉を練り込んだ生地はしっとりとして柔らかく、
風味豊かに仕上げました!

形もまあるくなって、リニューアル。
是非お試しください☆

『みすずかる』の詳細はコチラ>>>
みすずかるイメージ

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