南信州の高級和菓子販売店【双松庵 唯七】

唯七だよりについて

御菓子処双松庵唯七のブログです。楽しいページ、美味しい広場を目指します。皆さまも、楽しいおたより、美味しい情報をどしどしお寄せください。

唯七だより -信州の農園から生まれる、ふるさとのお菓子-

☆原料豆知識☆【四号・小豆】

2009-8-28

秋晴れですがすがしい日が続いている中、唯七農園では連日お伝えしている通り
小豆がすくすくと成長しています♪

小豆のさや
まだ小さく緑色の小豆

そこで今号は「小豆」についてご紹介します!

まずは簡単な小豆の歴史から。

小豆は縄文時代から、厄除けなどの呪術的なもに使われ、それが食用として食べられるようになり、
室町時代には小豆に砂糖を加えたゼンザイが誕生しました。
そして現在は餡の原料として和菓子に欠かせないものとなったのです。

小豆は栄養も抜群!ビタミンB1を含み、疲労回復、夏バテなどに効果があるとされる他、
強い解毒作用があり、体内のアルコールを排出してくれるので二日酔いにも効果があるというので驚きです!更に食物繊維も豊富で、便秘の解消にはもってこいの食品と言えます。


農園で栽培されている「大納言小豆」
この名は「大納言は、殿中で抜刀しても切腹しないですむ」=「煮ても腹が割れない」ということで名付けたといわれています。
その中で特に有名なのが丹波産のもの!
特徴は表皮が薄く、大粒で煮ても壊れず、光沢が美しく、糖分を含み、味がよいという、
まさに小豆の王様たる小豆!
唯七でもこの「丹波大納言小豆」を使用した和菓子が8月に発売されました♪
大納言羊羹
丹波大納言の粒がぎっしり!本格的な小倉羊羹。


唯七農園の大納言も丹波産に負けないくらい美味しいものになるよう頑張ってほしいです!

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信州の方言

2009-8-28

もうじき秋本番!
果物たちの熟れた実が見かけられるようになってきました!!


りんごの盛合わせ
このりんご、商品ではなく、実家が果物農家の唯七社員がおすそ分けにもってきてくれたもの。
豊かな自然に恵まれた南信州では、たくさんの果物が栽培されています。
唯七の社員の中にも、実家や親族がリンゴ農園を営んでいる人がたくさん!

信州といえばりんごが有名なのはご存じのとおり。
そんな信州特有の林檎に使われる表現があります。

それは
「りんごがボケる」
という表現。

腐っているわけでも
痛んでいるわけでもなく、
でも鮮度が落ちシャリシャリ食感を失ってしまったりんごに使われる表現です。

あまりピンとこない方もいらっしゃるかと思います。
毎年鮮度抜群のおいしいリンゴを食べている信州人特有の贅沢な表現なのかもしれませんね。

信州には、りんご以外もおいしい果物がたくさん!
もうじき実りの秋も到来です。
ぜひボケていなおいし~い林檎を食べに信州に足を運んでみてくださいね♪


唯七には信州のおいしいりんごを使ったこんな和菓子がございます。
福寿芋>>>
福寿芋

りんごがたっぷり入ったお芋のお饅頭




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☆農園日記☆ アズキの実り M-03号

2009-8-19

こんにちは!
農園部のミヤサカです。

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※唯七農園の小豆畑

今日はアズキ畑に行って
草むしりをしていたのですが…

ついにシュマリに実が付きました!!


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大きいものはすでに
サヤインゲンほどの太さになり、
豆のふくらみが
よく分かるようになっていました。
長雨を乗り越えて頑張ってくれました!

ひとつの株にいくつも実っているので、
畑全体でどれだけ収穫できるのか楽しみです♪

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☆農園日記☆ソバの芽が出ました! M-02

2009-8-12

こんにちは!
農園部のミヤサカです。

今日はソバ畑の話題です。


8月5日にソバの種をまきました。
品種は「信濃一号」という種類です。

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<※信濃1号の種>

機械で溝を作り、
溝へパラパラと種をまきながら
ひたすら往復!
炎天下の中、3kgの種をまきました。
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<※畝立ての様子>

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<※種まきの様子>


そして今日見に行ったら
ソバの芽が出ていました!

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特徴的な赤い茎に
大きな双葉をひらいて
ぐんぐん伸びています。

きれいに出揃ったので
まいたときに種が少なかった場所や
沢山まいてしまった場所が
一目瞭然になってしまいました。

誰がどこの畝を担当したのか
書いておかなくてよかったです…。

ソバは一ヶ所に多くまくと
倒れやすくなってしまうそうなので、
沢山生えてきた場所が
少し心配ですが、
雨風に負けず頑張ってもらいたいです!
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がんばれ!ソバ達!!



双松庵唯七でソバを使った商品「おらがそば
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そばとチョコのおいし~いコラボ!甘さ控えめのそばサブレです。



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☆お盆休業のお知らせ☆

2009-8-10

8月も中旬というのに雨、雨、雨・・・
からりと晴れた空はいつやってくるのでしょうか。

さて、
双松庵唯七では、誠に勝手ながら以下の日程でお盆休業をいただきます。


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8月13日(水)~8月16日(日)

8月11日の午前中までにご注文いただいた場合はお盆前の発送
 8月11日の午後以降にご注文いただいた場合は、8月17日の受付となり8月18日発送
 となりますのでご注意ください。
 ご注文はお早めにお願いいたします。


なお、お盆休業中もFAXからのご注文は承っております。
但し発送は上記のとおりとなりますのでご了承ください。


FAX番号  0120-588-667

双松庵唯七の休日カレンダーはこちらから>>>



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湿った日が続きますが、皆様どうか体調を崩されぬよう、ご自愛くださいね。

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☆農園日記☆ アズキ畑は花盛り M-01号

2009-8-08

こんにちは!農園部のミヤサカです。
今号から唯七の農園関連のブログ[農園日記」を担当することになりました♪
 
さて、
高森町にある唯七農園では、
今年からアズキを育て始めました!

品種は、種子が大きめの「大納言」と
小さめの「シュマリ」の2種類です。


雨の多かった7月ですが
その合間の良く晴れた7月3日、
農園部総出で畝を立て、種をまきました。

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ひとつの畝の長さが45mもあり、
全部で15畝つくったので、
マルチシートに穴を開けるだけで一苦労…。

そして一ヶ所に3粒づつまいて、
大納言が720株、
シュマリが1000株ちょっとで
全部あわせて1740株ほど。

8人で作業しましたが、種をまくだけで
2時間半かかりました。
でも暑い中、皆でしゃがみ込んで
黙々と頑張りました!!

 
そして一週間後の7月9日、
大納言、シュマリ共に芽が出ました!!

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ちっちゃくてカワイイ芽吹きです
ほとんどの穴で2つから3つ、
無事に発芽してくれました。

 
その後も雨の日々は続き、
ちゃんと育ってくれるか心配でしたが…

今日見に行ってみると、
シュマリに黄色い花が咲いていました!

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ほぼ全部のシュマリに花が咲いて、
緑一色だった畑の半分が
ちょっと華やかになった気がします。
大納言も頑張れ~
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☆南信州だより☆【いいだ人形フェスタ・その2】

2009-8-07

前号に引き続き、人形劇フェスタいいだについてご紹介します。


今号は「いいだ人形劇フェスタと飯田市」についてです。


「いいだ人形フェスタ」の前身、「人形劇カーニバ飯田」は飯田市主催で行われていました。
そもそもなぜ、都心から遠い飯田で、人形劇の祭典が行われるようになったのでしょう?


1978年、人形劇関係者は全国の人形劇人が一堂に会し、情報を交換し、交流を
深めるような集会や祭典を開催できないかと考えていました。

ある日伊那谷を訪れた際、黒田人形を鑑賞し、伝統人形劇が立派に受け継がれている文化風土に感激して、ぜひこの土地で人形劇人の祭典を開催したいと考えました。
そこで当時の飯田市長に人形劇の祭典をこの地で開催できないかと要請し、めでたく第一回目「人形劇カーニバル飯田」が行われたのです!!

飯田が伝統文化の宝庫であること、脈々と受け継がれてきた人形劇への情熱が飯田に人形劇の祭典を呼び込むきっかけとなったのですね♪

路上シアター
人形劇フェスタの様子


それから30年、毎年飯田にて人形劇の祭典が行われ、歴史を刻んできました!
第一回当時、幼かった人も大人になり、「自分の子供にも自分と同じように人形劇を見せたい!」
とフェスティバルに足を運ぶ人も少なくありません。
飯田の多くの人が小さい頃人形劇に行ったという共通の思い出を持ち、「人形劇フェスタ」は地域の人と深い関わりを持った祭典となりました。

地域がバックアップ
地域の人々も積極的にフェスティバルに参加し、祭典を盛り上げます


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☆南信州だより☆【人形劇フェスタいいだ・その1】

2009-8-06

唯七がある南信州飯田市では、
本日8/6より「飯田人形劇フェスタ2009」が開催されています!

「飯田人形劇フェスティバル」とは、1979年に前身の「人形劇カーニバル」を含め
今年で31回を数える国内最大級の人形劇イベントです。
プロ・アマ問わず世界中から人形劇団が集まり飯田市は大変な賑わいをみせます。


「唯七だより」ではこのフェスタ開催に伴い、数回に分けて
人形劇について取り上げていきたいと思います。
今号はその1回目として、「飯田市の人形劇文化」の歴史についてご紹介します♪

飯田に人形劇の文化が入ってきたのは江戸時代のこと。
上方で大人気だった人形浄瑠璃は、歌舞伎の台頭によって勢いを失いつつあり
人形師たちは諸国に活躍の場を求め旅立っていきました。
そんな折り、飯田にも上方から人形劇文化が入ってきたのです。
人形劇は飯田の人々に熱狂的に支持されました。
そして「地元でも人形劇をやろう!」と村人同士でお金を出し合って人形を集め、
大阪や淡路から技を学び、自分たちの座をつくりました。

現在も受け継がれる「今田人形」「黒田人形」はこうして生まれたのです。

【黒田人形の頭】
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【今田人形劇 小太郎の上演風景】
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天保の改革で人形劇が禁止されるなどの逆風をもはねのけ公演するほど
飯田の人々は人形劇を愛してきました。
この情熱が「いいだ人形フェスタ」へとつながっていくのですね。


次号は「いいだ人形劇フェスタ」と飯田市についてご紹介します♪

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