南信州の高級和菓子販売店【双松庵 唯七】

唯七だよりについて

御菓子処双松庵唯七のブログです。楽しいページ、美味しい広場を目指します。皆さまも、楽しいおたより、美味しい情報をどしどしお寄せください。

唯七だより -信州の農園から生まれる、ふるさとのお菓子-

☆農園日記☆すくすく育つ柿の木

2009-5-29

暖かくなり、南信州の木々も青々と茂ってきました。

唯七の農園でも、果樹たちが花を咲かせはじめました!!

唯七農園の柿木
風になびく柿園
青々とした葉っぱは夏の到来を感じさせます。


柿の花 src=


柿の可愛らしい白い花が咲いていました。
新芽が出たのがつい最近のような気がしてしまいますが
柿の木はすくすく育っているのですね!



唯七農園産の柿の和菓子はこちら

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ツアーオブジャパン

2009-5-22

皆さんは「ツアーオブジャパン」をご存じでしょうか?

「ツアーオブジャパン」とは毎年日本で行われる最大級の自転車ロードレースのことです。


今年は5/17~5/24の間、大阪・堺から始まり奈良→美濃→南信州→富士山→伊豆、
最後に東京と一週間かけて各地のステージでレースが行われます。

唯七がある南信州でも「南信州ステージ」としてレースが行われました!
「南信州ステージ」は信州の豊かな自然に富んだ148㎞の美しいコース。
その反面、ほぼ全てが厳しい上り坂か急な下り坂の過酷な山岳コースです。

DSCF0013.JPG
厳しい上り坂

飯田駅前からスタートし繁華街を含む道をパレード走行した後、
周回コースに入って戦いが始まります。
見応えは山岳コースならではの高速で急カーブを疾走するダイナミックなところ!!
DSCF0005.JPG
迫力のレース

5月20日は気温も上がり観戦しているだけでも大変な日でした。
選手の皆さんはもっと大変だったことと思います。


南信州では他にもロードレースがたくさん行われます。
6/1には「新野千石平ロードレース」  【場所:阿南町新野学校グランド】
7/20には「南信州アルプスロードレース」 【場所:長野県 下伊那郡松川町 信州まつかわ温泉・清流苑下特設会場、増野・桑園横断道路(アルプス街道)】
と盛りだくさん!
どちらも国際レースではありませんが
南信州の緑豊かな自然の中を走り抜けるのも気持ちいいと
思います♪
ぜひ足を運んでみてくださいね。

投稿者 todaya |コメント (0)

唯七の取り組み

2009-5-14

本日双松庵唯七ではアイスクリームの作り方・衛生管理に
ついての講習が行われました。

まず初めに、衛生管理についての講義をうけました。

学習の様子

食品メーカーにとって衛生管理は最も重要なこと。
しかし、殺菌のためにやたらと加熱をすればいいと
いうことでもありません。
やはり物によっては風味が落ちてしまったりする
場合もあります。
例えば柿の場合、熱をかけると渋が戻ってしまいます。
そんな中、どうやって殺菌をするか皆で
智恵をしぼります。


次は実習です。
講師の方に解説をいただきながら実際に
アイスクリームをつくります。
アイスクリームの製造



講師の方にアドバイスや指導をいただきながら
とても勉強になった一日でした。

唯七ではお客様に安心して和菓子を召し上がっていただけるよう
日頃から衛生管理に十分に気をつけていきたいと思います。

今後も、食品を扱っているという意識をもって、仕事に取り組んでいきたいと
思います。

投稿者 todaya |コメント (0)

☆原料豆知識☆【一号・和三盆糖】

2009-5-01

今回より、原料の豆知識を少しずつご紹介していきたいと思います。


その第一弾として和菓子の原料に欠かせないお砂糖をご紹介します♪
特に砂糖の最高級品、「和三盆糖」にスポットを当てたいと思います。

【お砂糖のはじまり】
お砂糖の歴史は古く、江戸時代から始まったと言われています。
8代将軍吉宗が琉球からサトウキビを取り寄せ試作が始まりました。
当時、上質の砂糖を完成させるには相当の苦労があったようです。

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【砂糖の性質】
和菓子に不可欠なお砂糖ですが、決して甘くするためだけのものではありません。
例えば、餅に加えることにより、デンプンの老化を防止し、柔らかい状態を保ちます。
他にも酸化防止防腐性ホイップクリームやメレンゲの安定化などたくさんの
性質があるのです☆

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【和三盆とは】
そんなお砂糖の中で特に高級なものが「和三盆糖」!
「和三盆糖」にはチクシャというサトウキビを用います。
①絞り→②あく抜き&煮つめ→③冷却→④蜜抜き(押し)→⑤蜜抜き(研ぎ)
→⑥乾燥 の6個の製造工程を経て完成します。

この作業の中で「和三盆糖」ならではの工程が「蜜抜き」です。
「押し」と「研ぎ(手で水を加えながら押すように練る)」を5日間繰り返し
6日目にようやく完成します。この作業によって、細くて綺麗な粒子の
「和三盆糖」となるのです。

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【和三盆糖の特徴】
白砂糖と和三盆糖との違いは
① 色
② 味
③ 香り    

色はクリーム色をしており、純度の高い砂糖と違い、砂糖そのものの風味・糖蜜の風味と甘味
がします。口に入れた瞬間にすうっと解ける口どけの良さ、上品な香りなど、他の砂糖にはない
贅沢さが存在します。

それというのも和三盆糖が「含蜜糖〈糖蜜をそのまま煮詰めて結晶化したもの)」にも
「分蜜糖(糖蜜を精製・濃縮を繰り返し、不純物を分離して砂糖の結晶だけを取り出したもの)」
にも属さない砂糖
だからなのです。
世界的にも特徴があり、とても珍重されているようですよ。

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【どんなものに使われる?】

和菓子では「打ち菓子」・「まぶし物」・「饅頭の皮や餡」・「羊羹」など
さまざまなものに使われています。他にもフランス料理や日本料理など
に使われたりすることもあるようです。
唯七でも「献上落雁」「信濃小梅」などの打ち菓子に使用されています。



献上落雁


信濃小梅

投稿者 todaya |コメント (0)

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