ヨモギの畑!!!
2007-5-26
今年も私たちの農園で育ったヨモギの収穫が始まりました。
ヨモギは食用から薬用と幅広い用途があり、栄養価も高く、
昔からなじみの深い植物です。
ヨモギというと道端や土手などで生えている野草のイメージがあると思うのですが
私たちの農園では自家栽培にチャレンジしています。
この日は初夏を感じさせるほどの陽気で、農園スタッフは麦わら帽子をかぶり
収穫を楽しみました。
「一芯三葉」といわれる先端から10cmほどの、柔らかい新芽の部分のみを収穫します。
収穫されたヨモギは丁寧に水洗いした後、釜で湯がきます。
ヨモギはさらに緑の濃さを増し、あたりは草の香りにあふれます。
湯がいたヨモギは風味を保つため氷水で冷やし
袋詰めして冷凍し、おだんご等のお菓子の原料になります。
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今年も元気に! ~唯七の栗の樹
2007-5-18
高森地区にある私たちの農園では、
緑色の若葉が出始めています。
「双松庵唯七」の名前の由来となった唯七翁の生家の隣には、樹齢100年にもなる古い栗の樹々があります。その昔唯七翁が植えた樹です。
その栗園にもすがすがしい若葉があふれています。
古くて太い、堅い幹からも新芽が勢いよく吹き出しました。
今日は、同じ高森地区にある栗園に農園のスタッフが集まり、接木をしました。
古い樹を使い、品質の良い実が採れる枝を接ぐ作業です。
品種を替えるときにもする方法です。
初めての作業で、皆真剣に取り組んでいました。
なかなか難しく、上手に着くかが心配です。
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初夏の香り ~中井侍で茶摘み
2007-5-11
信州最南端の天龍村中井侍地区で茶摘みが始まりました。
今年は暖冬だったものの、4月の冷え込みの影響で、
例年より遅い茶摘みの始まりです。
5月10日、当社でお茶や柚子を分けていただく波田野七郎平さんのお茶畑では、
近くに住む知人・親せきなど約15人が早朝から応援に駆けつけて、
輝くお茶の畝に沿って並び、和気あいあいの中で慣れた手つきで摘み始めました。
「1芯3葉」・・・先端から3枚の柔らかい若葉を摘み取ります。
私もチャレンジしましたが、腰につけたびく(カゴ)は中々いっぱいになりませんでした。
波田野さんはにこやかに
「春先の天候に恵まれ遅霜の被害もなく、きれいな生葉ができた。
美味しい新茶が楽しめそうだ」と話してくれました。
波田野さんのお茶畑は天竜川を見下ろす急斜面にあります。
中井侍の茶畑は天竜川に面した急傾斜地が特徴です。
この日摘まれた生の茶葉は近くの製茶工場へと運ばれ、加工
風味豊かな「中井侍銘茶」が出来上がります。
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おめでたい時のさくら茶 ~ 桜の花を漬けました
2007-5-07
さくら茶は普段のおもてなしにも大変喜ばれます。
弊社の農園部では『さくら茶』を製造し、
この春、双松庵唯七でも販売、多くの皆さまに喜んでいただきました。
http://www.tadashichi.com/sakuratya.html
南アルプスの麓、松川町生田地区や大鹿村では、
このゴールデンウィークの間、家族総出で桜の花の収穫が行なわれました。
松川町にある下澤さんのところでも、樹齢25年余りの桜畑の花の収穫をしていました。
今年は花芽が少なく、4月の気候が寒かった影響で、開花が例年よりも4日ほど遅れ心配されましたが、天候に恵まれ順調に収穫が進んでいるようです。
桜は八重桜の「関山」という品種で、桜茶に最適です。
樹に登ったり、三脚を使って、高い枝の花を収穫します。
つぼみがほころび、花が咲き始めた花を選って一輪づつ摘み取ります。
収穫した桜の花は集められ、新鮮な内に漬け込みます。
原料は 桜の花と塩、そして梅酢のみです。
きれいな色になり、桜の香りに包まれます。
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